○福祉用具として
①『施設枠』での福祉用具レンタル販売ができない
施設として福祉用具のレンタル販売ができないため、各個人に見合った最適な福祉用具の提供ができない。
ベッド→画一的
車椅子→使いまわし
介護椅子→なんとなく
②施設職員の福祉用具についての知識が皆無
フロアリーダーレベルの福祉用具知識が皆無。車椅子の知識が特になく、背張り、高さ調整ができないため、本人に合った用具の提供ができているとはいい難い。
カタログは持っているので、どんな用具があるか、ということについては薄々わかっているが、どのように導入するのか、どんな問題があるのか、ということについてはほとんどわかっていない。
ケアマネがいるが、そのような相談はほとんどなされていない。
③予算的な制約
施設にはほとんど予算がない。
新しい福祉用具を導入するためには、意思決定権者の施設長に申告する必要があるが、稟議書等手続きが面倒で、また説得するほどの確たる説得力を持たせることができない。
④車椅子
使いまわすので、個人に合わないものを使っている場合がほとんど。
(背張り、座面、高さ等)
一日のうち、ほとんどの時間を車椅子の上で過ごす、という人は特養レベルでもそんなにいない。臥床時間も長い。
ブレーキ、ひじ置き等ガタガタに。ハンドルブレーキは使うことがほぼないが、駐車ブレーキは特にメンテナンスが必要。空気の抜けなども気づかない様子。
今のところ個人に合わせた福祉用具を施設として提供することはできず、工夫することに頼っている。
→見た目が悪くなっている、危なっかしい、手探り
→施設向け『できるだけ正しい車椅子の選定方法』セミナー
⑤施設用介護椅子
高さ調整なし。回転もしない。
回転したほうが楽なのに・・・と感じている職員もいる。そして、たまにすべる。
ひじ置きが硬く、また狭いためにうとうとしたりするのに向かない。
また移乗の際に不便。
椅子の足にはテニスボール!(割ったもの)
●総括
・そもそも施設用の枠がない
・導入したい気持ちは、ないことはない。しかし、現状(工夫すること)に満足していないこともない。
・ズレーヌ・アッシーなどは、『工夫していること』自体を評価しており製品化されたものを評価しているわけではない。不kぅ視用具として市場に現れたとき施設関係者の目に留まるかどうかは?
・購買決定権者は施設長。ただ、備品を買うことはあっても福祉用具一般に(ましてやマイナーなニーズののために)目がいくことはない。
→直接的な売り方をしないと・・・
→また、よっぽどのニーズにかられないと・・・
→うまくプレゼンできるか?すべては経営ありき
以上
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