I’M HERE

自分の写真
トータルライフコンサルタント 相続診断士

2009年8月30日日曜日

出納断思










垂水にあるアウトレットに行ってきました。


目的は、名刺入れ探し






僕はEDIFICEが好きなのであれば最高と思って入ったのですが、EDIFICEどころかどこにもおいてないというまさかの事態。






そこで仕事着を探すことに。



Tomorrowlandをはじめとするセレクトショップを回るも、見つからず。



そしてたどり着いたMont bellで水筒を発見する。


もう終わりかけている、この夏に欲しかった一品でした。





保温機能がついたのものは、2000円。

ついてないと、500円。

保温バッグが1200円。






これを並べた結果、一番ありえないであろう「保温のついてない水筒のみ」という選択をもってこの夏の買い物は終了いたしました。
















そういや今年、海にも行ってないなあ。








誰か一緒に行きませんか?








鳥取で行く?




2009年8月28日金曜日

実録!!胃カメラ

前から言っていたとおり、胃カメラを飲んできました。
ちなみに今回診てもらう内科では、最近鼻から挿入するタイプの内視鏡を導入したので僕が最初の被験者ということになります。内視鏡のMRかなんかが、横に立っていることに一抹の不安を残しつつ、検査開始。



今回見る場所は3つ。

1;喉頭(ガンの恐れ)
2;食道(炎症→ガンの恐れ)
3;胃(炎症→ガンの恐れ)

目的はひとつ。
「テンション下がらずに帰ること」



単にカメラを飲み込むだけかと思ってたので、「じゃあ麻酔するから」と言われたときは怖気づいて逃げ出したくなりましたが、最近の麻酔(前からあったのでしょうが)はすごくて、塗るだけで麻酔になるんですね。鼻から麻酔を流し込まれ(マズイ…)、必死にむせ返りを我慢しているところにカメラ挿入。


旅立ち

「あれ?あれ?」という声が聴こえるのと同時に、鼻の中の壁がばいーんばいーん引っ張られる。麻酔が効いているため、大して痛くはないのだがなんせ気持ち悪い。


しばらく恐ろしさのあまり目を閉じてたので、僕がモニターを見たのはカメラがちょうど食道に達したところでした。

出口(胃に接する部分)に炎症が確認できます。
赤い斑点のようなものが何箇所かありました。


胃に進入

緊張かなんかで弁が閉まってるので、大きく息を吸い込んで開けないといけないんですが、弁が開いてからモニターに映るまで若干のタイムラグがあるため先生と僕の呼吸があわず、カメラが何回か弁を突き刺し、さらに硬直した僕の弁がカメラの進入を拒否、3分ほど時間をとられることに。

やっと進入した胃の壁にも少し炎症の跡が残っており、「胃の壁が溶ける」がどういうことかを実感。ただし、すでに治りかけているところなので問題ないとのこと。このあたりでだいぶ余裕が出て、モニターに映る映像に食い入るように見入る。


エマージェンシー

しかしここで胃の中をよく観察できるよう、先生はカメラの先から空気を発射。異常な膨満感が僕を襲う。それとともに吐き気が襲ってきて、気分が悪くなる。先生、かまわず先に進入。久しぶりの経験にかなり興奮している様子で説明の言葉に熱がこもる。僕は、完全に上の空。


大きなお世話

ここで引き返すかと思いきや、十二指腸に突入(頼んでないんですが…)。
さっきほど弁で躓くことはなかったが、うまく行き過ぎて十二指腸の壁にカメラが激突し、まさかの出血。完全に血の気が引ききる。



帰還

これで検査終了。
抜きながら、さっきの説明をもう一度繰り返す先生。
鼻からカメラが出てくる。

僕「うおおおお」



あとは中で撮った写真を見ながら、3回目の説明。
「特に異常ありません」は計20回。
撮った写真は、なぜかくれました。
きっとそうゆう機能も使ってみたかったのだろう。



帰りに胃液を抑える薬と、胃の壁を補修する薬、弁の運動を活発にする薬をもらって、保険がきいて計4800円
内視鏡だけやと3000円ぐらいの計算になると思います。
検査の時間は、だいたい20分ぐらいでしょうか…



なんか人体の神秘に迫った感じで、今思えば楽しかったですよ。
もう二度としたくないとは思いますけど。

あと、無事だっただけに余計健康について考えるようになりましたね。

2009年8月26日水曜日

来て貰わなくて結構です

冗談としか思えない記事があったので紹介しておきましょう。


  よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」

 『人生の旅をゆく』(よしもとばなな著・幻冬舎文庫)より。

【この間東京で居酒屋に行ったとき、もちろんビールやおつまみをたくさん注文したあとで、友だちがヨーロッパみやげのデザートワインを開けよう、と言い出した。その子は一時帰国していたが、もう当分の間外国に住むことが決定していて、その日は彼女の送別会もかねていたのだった。 それで、お店の人にこっそりとグラスをわけてくれる? と相談したら、気のいいバイトの女の子がビールグラスを余分に出してくれた。コルク用の栓抜きはないということだったので、近所にある閉店後の友だちの店から借りてきた。 それであまりおおっぴらに飲んではいけないから、こそこそと開けて小さく乾杯をして、一本のワインを七人でちょっとずつ味見していたわけだ。 ちなみにお客さんは私たちしかいなかったし、閉店まであと二時間という感じであった。 

 するとまず、厨房でバイトの女の子が激しく叱られているのが聞こえてきた。 さらに、突然店長というどう考えても年下の若者が出てきて、私たちに説教しはじめた。こういうことをしてもらったら困る、ここはお店である、などなど。 私たちはいちおう事情を言った。この人は、こういうわけでもう日本にいなくなるのです。その本人がおみやげとして海外から持ってきた特別なお酒なんです。どうしてもだめでしょうか? いくらかお金もお支払いしますから……。 店長には言わなかったが、もっと書くと実はそのワインはその子の亡くなったご主人の散骨旅行のおみやげでもあった。人にはいろいろな事情があるものだ。 しかし、店長は言った。ばかみたいにまじめな顔でだ。「こういうことを一度許してしまいますと、きりがなくなるのです」 いったい何のきりなのかよくわからないが、店の人がそこまで大ごとと感じるならまあしかたない、とみな怒るでもなくお会計をして店を出た。そして道ばたで楽しく回し飲みをしてしゃべった。 

 もしも店長がもうちょっと頭がよかったら私たちのちょっと異様な年齢層やルックスや話し方を見てすぐに、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を持っているということがわかるはずだ。それが成功する人のつかみというもので、本屋さんに行けばそういう本が山ほど出ているし、きっと経営者とか店長とか名のつく人はみんなそういう本の一冊くらいは持っているのだろうが、結局は本ではだめで、その人自身の目がそれを見ることができるかどうかにすべてはかかっている。うまくいく店は、必ずそういうことがわかる人がやっているものだ。 そしてその瞬間に、彼はまた持ち込みが起こるすべてのリスクとひきかえに、その人たちがそれぞれに連れてくるかもしれなかった大勢のお客さんを全部失ったわけだ。 

 居酒屋で土曜日の夜中の一時に客がゼロ、という状況はけっこう深刻である。 その深刻さが回避されるかもしれない、ほんの一瞬のチャンスをみごとに彼は失ったのである。そして多分あの店はもうないだろう、と思う。店長がすげかえられるか、別の居酒屋になっているだろう。 これが、ようするに、都会のチェーン店で起こっていることの縮図である。 それでいちいち開店資金だのマーケティングだのでお金をかけているのだから、もうけが出るはずがない。人材こそが宝であり、客も人間。そのことがわかっていないで無難に無難に中間を行こうとしてみんな失敗するのだ。それで、口をそろえて言うのは「不況だから」「遅くまで飲む人が減ったから」「もっと自然食をうちだしたおつまみにしてみたら」「コンセプトを変えてみたら」「場所はいいのにお客さんがつかない」などなどである。

(中略)

 というわけで、いつのまに東京の居酒屋は役所になってしまったのだろう? と思いつつ、二度とは行かないということで、私たちには痛くもかゆくもなく丸く収まった問題だったのだが、いっしょにいた三十四歳の男の子が「まあ、当然といえば当然か」とつぶやいたのが気になった。そうか、この世代はもうそういうことに慣れているんだなあ、と思ったのだ。いいときの日本を知らないんだなあ。】(以上転載)



~~~


このエッセイの含蓄は何点かあるだろう。
1:「居酒屋で持込を行うことは正統性はないにしろ『日本のいいとき』であれば許容されるべきことであること」
2:「『明らかに年下の店長』よりもばなな氏は有名かつ特別な人間である(と自分でも認識している)こと」
3:「持込を行った自分には許容されるべき特別な理由があり、それが理解できないというのは世代間の格差があるということ」


その後の対談等でおそらくこの居酒屋は大手チェーン店であったことがうかがえる。大手チェーンではばなな氏も対談で認めているとおりマニュアルを強く意識する。また上層部から売り上げについて強くプレッシャーを受ける。ばなな氏曰く「頭のあまりよくない」店長は、「ばなな氏を追い返すことで失う新規顧客層数<顧客による持込を黙認することで現顧客に与える悪影響」を冷静に判断した結果の判断であったと思われる。お互いに真っ当な正当性をもってぶつかっているので、はっきり言って両者に妥協の余地はない。


ただこの偏屈ばあさんの言うように、「いいときの日本を知らない世代」である我々は、その世代間の思想のギャップをもって「持ち込み不可」といっているわけではない。僕が思うに、両者を分けているのは「大手チェーン居酒屋がいわゆる『いいときの居酒屋』とは似て非なるものであること」を認識しているかどうかの違いだと思う。要はビジネスモデルが違うのだ(まあいいときの居酒屋というのはひょっとしてビジネスモデルのことは意識していないのかもしれない)。

ちなみに新しいビジネスモデルは、顧客に認められなければ存在していけないのはあっちこっちで言っているとおりで、多少融通が利かなくてもサービスが悪くても、それなりの値段で酒を飲む場所を何時間か提供さえしてくれればそれでかまわないという人がいるから成り立っているので、それが嫌なら自宅で好きなだけ飲めばいいだけの話になる。もしくは、そう悲観するほどでもない数の「サービスのいい店」があるのだから、それを敏感に感じて行けばいいのに、それができないというのは「今の」言葉で言えば単に「KY」なのだろう。どうせこの手のタイプはIKEAに行って「自宅まで配送しろ」と言うことになるんだろう。


ちなみに最後のほうで『それでいちいち開店資金だのマーケティングだのでお金をかけているのだから、もうけが出るはずがない。人材こそが宝であり、客も人間。そのことがわかっていないで無難に無難に中間を行こうとしてみんな失敗するのだ』とおっしゃいますが、モンテローザはダントツの業界1位、ワタミチェーンは2位である。いずれも別に最低限のサービス以外は特に何かをしているわけではない。

居酒屋に関してはよくわかっていないことが多い。
先付けは必要なのかそうではないのか、ことわりもなしにお金を取ると訴えられるのか、4人席に3人座っていると相席は不可能なのだから席料は4人分取るべきではないか、など、感覚的な部分で適当なところもある。こんな時代ですからいずれ整備されるかも知れないが、感覚的に「今回の持ち込みはOK」と判断したばなな氏自身が、なんとなく余分なお金を払うことで決着させようとしたことも自己矛盾甚だしい。結局そのへんのことは整理がついていないから、考えるのがめんどくさいから、お金で済ませてしまおうというのだろうか。

そして氏が認識しておくべきなのは、「今の世代」が赤字で強調したような文調を特に嫌うということだ。ちょっと頭のいい人ならば、「たかが売れっ子作家」が自意識過剰に跳ね上がっているだけなのがわかって不愉快になるからだ。

さらには、若い世代が「いいときの居酒屋」を全く理解していないわけではないということだ。
サービスメインに推し出す店もあれば、「ツケ」すら当たり前のようにまかり通る店もある。
さっきから言っているとおり、「ビジネスモデルが違う」のだ。もうそんなに関係ないのかもしれないが、「若い世代」で勝手に片付けてしまうから、誤解が増える。世代間の溝を深いものにしているのはむしろ、全部知ったふりのこの世代であろう。このような物言いをされると、話す気すら失せてしまうのは仕方ない。


ちなみに上記のエッセイについては、賛否同じくらいあるのだそうだ。

イスラム金融

イスラム金融の勃興は1970年代。
世界に10億人いるイスラム教徒によるイスラム金融は、地域の格差こそあれ規制が強く、元々はイスラム教徒だけのために存在していたが、1980年代の規制緩和に伴い米・英・日が参入した。

イスラム金融の中心は「MENA」と呼ばれる地域で、細かく3つの地域に分類される。
「北アフリカ(チュニジア・モロッコ・エジプト等)」「レバント地方(シリア・ヨルダン)」「GCC(バーレーン・クウェート・オマーン・カタール・サウジアラビア・UAE)」。

レバントとはイタリア語で「日の昇る地方」。
シリコンバレーとして有名だが常に政情不安がつきまとうので、投資の対象としては敬遠され気味である。

GCC(Gulf Coopration Council 湾岸協力会議)において、カタールの一人当たりGDPは石油価格高等に伴いルクセンブルグに迫る。
サウジアラビアはかつての王族の浪費による借金苦が石油価格高等で解消。


イスラム金融の発展
1980年代、アジアの経済的成長に触発され、従来のイスラム教による規制が緩和される。
原則として金利は禁止されているが、「利子」の概念には常に対価として何かしらのサービスが提供されることになっている。
豚肉、アルコール、ギャンブル、ポルノ、武器の取り扱いは禁止。(地域格差)


取扱商品
金銭信託(ムダーラバ)
出資金融(ムシャーラカ)
商品売買契約(ムラーバハ)
リース金融(イジャーラ)

いずれの商品についても、銀行からの利子と考えられるものについては「配当」という形をとっている


原油価格高騰
1;中国・インドの年率10パーセント以上の経済消費増
2;アメリカからの資金回帰
  9・11に伴いイスラム金融凍結の恐れ→欧米からイスラム世界に回帰
  サブプライムでドル建て資産の切り崩し
  以上の資金が原油投機に流出


GCC諸国(主にドバイ)
総額100兆円規模の国家プロジェクト(年間4500億ドル以上の石油収入が背景)
脱石油依存経済プロジェクトも進行中(ex.ドバイランド…20兆ドル規模=観光業
サウジアラビア等の追随。
アメリカドルとの金利ペッグで、インフレ抑制が効きにくい状況に加え、ほとんどの日用品をユーロ圏から頼っている状態でユーロ高が追い討ちをかけ、激しいインフレが起こっている。
そんな中脱石油依存経済を目指し「ドバイ・ストラテジック・プラン2015」を発表。
http://www.dubai.ae/
(http://egov.dubai.ae/opt/CMSContent/Active/CORP/en/Documents/DSPE.pdf)


結論;2015年からドバイとサウジアラビアがくる


(参考文献;『オイルマネーの力』石田和靖)

2009年8月21日金曜日

父の影

去る8月20日、ディープスカイが引退しました。

病名は屈腱炎。
競走馬にとっては死にも至る深刻な病気です。



屈腱炎は、上腕骨と中節骨をつなぐ腱である屈腱(大きく外側の浅屈腱(せんくっけん)と内側の深屈腱(しんくっけん)の2つからなる)の腱繊維が一部断裂し、患部に発熱、腫脹を起こしている状態のことで、前肢に起こる場合が多く、また深屈腱より浅屈腱に発症例が多い。

詳しい原因はまだ不明であるが、継続的・反復的な運動負荷によって起こると推定されている。これを発症すると治癒するまで数ヶ月から数年間を要する。患部の強度が元に戻る例は稀であり、さらにトレーニングや競走への出走を再開した場合に再発する可能性も高く、競走能力にも影響を及ぼす。
こうした事情から「不治の病」ないしは「競走馬のガン」とも称される。ただし直接的に生命に影響することはない。また、屈腱炎を発症して腫れあがった脚部の外観が海老によく似ていることから、エビハラ、エビバラ、または単にエビとも呼ばれる。


引退の原因となることも多いが、克服して復帰後にGI競走に勝利した馬も少なからず存在する。

症状が重度の場合には触診でも判別することができるが、軽度の場合は超音波検査によって診断する。屈腱炎と認められた場合、患部を冷却して炎症を抑え、症状が進行している場合には抗炎症剤の投与を行う。また、鬱血や漿液を排出するために穿刺手術を行う例もある。

2000年代以降は、患部以外から採取した細胞を培養し、患部に移植して再生を促す「幹細胞移植」という治療法の研究と技術開発が進み、成果を上げつつある。ただし、幹細胞移植による治療には従来の治療方法と比べて多額の費用を要する上、復帰するまでに年単位の長い時間を必要とする事は変わらないため、実際に施術が行われるのは大レースでの好走実績を持つなど、復帰後にもかなり高い期待が持てる馬にほぼ限られている。(以上wikipediaより抜粋)


最近ではカネヒキリという馬が上記(幹細胞移植)を施し、2年のブランクからG1を3連勝したニュースがありました。医学は日々、進歩しているのです。


ただ、競走馬の場合は単に復帰を目指せばいいというわけにはいきません。
「子供を残す」という大きな使命があるためです。

先日、ディープスカイ、ダイワスカーレットなど数多くの重賞馬を輩出し、日本の競馬界の将来に明るい光を照らし続けた父アグネスタキオン(同じく屈腱炎により引退)が心不全により急死。ディープスカイには後継種牡馬として頑張ってもらわなければなりません。馬主の独断で治療し現役を続けることもできますが、もはやこの馬は日本の至宝であるからです。

逆に言うと、競走馬というのはそれだけギリギリのところで頑張っているのです。


出てきたときは印象が薄かっただけに、あれだけ大成した今では残念でなりませんが、病気が悪化しないようにお大事にしてもらいたいものです。
そしてもし同世代にウオッカがいなければ、もっと評価されている馬だと思います。
不運な馬でした。

天皇賞(秋)ではウオッカとダイワスカーレットの世紀の名勝負の一番近い目撃者に
ジャパンカップでは伏兵スクリーンヒーローの銀幕台頭の立役者に
安田記念ではウオッカに絶望的な位置から差しきられ
「父急死!!父に捧ぐ宝塚」と銘打った宝塚記念ではドリームジャーニー完全復活をお膳立て
失意の中凱旋門賞挑戦白紙撤回→放牧→故障発生

生涯戦績は17戦5勝ですが、本格化してからの安定感は異常でした。

おそらく引退してからも人気は衰えないのではないかと思います。
不運な馬に対して、ファンは温かいのです。


ちなみに今月はG1馬の引退が相次ぎました。

ブラックエンブレム(秋華賞)
ヴィクトリー(皐月賞)
ピンクカメオ(NHKマイルカップ)

いずれ劣らぬ伏兵たちでしたが、その後不振が続き、今回での引退となりました。

お疲れ様でした。
今後はよき父母として頑張っていただきたいものです。

2009年8月18日火曜日

宇宙旅行 vs 内視鏡

先月日本で46年ぶりかなんかの皆既日食が見られたことで、宇宙への興味が増した方も多いかとは思うのですが、僕もその一人です。

死ぬまでには火星に行きたいと常日頃から申し上げているところです。



よく「新聞紙を40回折れば月に届く」という話をされることがありますが、そのときの立つスペースはもとの新聞紙の一辺を1mに設定したところで1オングストローム以下になりますから、僕的には宇宙飛行士になるほうが早いと思うんですね。

そんなことを考えているときに、衝撃的なことを聞きました。


「虫歯があると、宇宙飛行士になれない」


おそらく宇宙で治療できないとか、何らかの支障がでることを恐れてのことなのかもしれませんが、歯が折れてる僕には死刑宣告にも等しいものです。



さて、友人が結婚するとかめでたい話があった今週ですが、僕はおそらく今週か来週に内視鏡検査を受けることになります。

夜間救急で「逆流性食道炎」と診断されたためで、普通に書いてますが相当びびってます。
鼻から入れると楽とか聞きますが、異物を鼻から奥に入れるのに、楽も糞もあったもんじゃない。

ほっとくと癌にもなりうる代物のようなので、しぶしぶ行って参ります…

素麺と冷麺

暑い日が続くと冷たいものが食べたくなりますよね。

そんな僕は今日ラーメン食べながらふと思いました。

食堂にはよく、こんな張り紙がしてあるのを見ることがあります。


それは

「冷やし中華はじめました」。



なのになぜ

「そうめんはじめました」

がないのか?


作る手間、コスト、何をとっても出す側にとって冷麺に劣るということはないのに、どうしてでしょうか。


素麺については、以下のような記述があります。

素麺は日本国内では奈良県桜井市が発祥の地とされており、奈良時代に唐から伝来した唐菓子の一つ、索餅(和名で「麦縄」とも書く事もある)に由来するとする説が広まっている。
室町時代には現在の形になったとされ「索餅」「索麺」「素麺」の名称が混じって用いられたが、やがて「素麺」が定着したといわれている。

素麺は祝い事や忌み事の席で食べられる例が多い。祝食としては、壱岐を中心とした九州地方で食べられる鯛素麺や滋賀県の長浜市を中心とした湖北地方で食べられる焼鯖素麺、広島県の婚礼に供される「鯛めん」が有名である。他に禅宗寺院では「祝麺」と呼んで祝い事の昼食に素麺を食べる習慣がある。忌み事としては、通夜ふるまいや法事の斎席で「にゅうめん」が出される地方が見られる。盂蘭盆会の精霊膳やえびす講の供膳にそうめんを供する習慣は全国に見られ、祖霊や神仏に供えられると共に親類縁者が集まって食べる例が多い。 (斜体wikipedia)


などというように、そうめんは冷麺より入ってきたのも古く、(冷麺=冷やし中華は第二次世界大戦直前)せいぜい栄養価ぐらいでしか張り合えないと思ってるのですが、そうめんのトッピングのバリエーションを増やせば問題ないのに…などと思えて仕方ありません。

何か理由をご存知の方、教えてください。

2009年8月15日土曜日

大統合時代

企業の大統合には、以下の理由がある。

1:拡大期待の乏しい国内環境、高齢化、少子化などに対抗

2:規模拡大に伴う経営の効率化
  市場を寡占的にすることで価格の下落を防ぐ

3:海外展開に備えて体力増
  海外展開には変動為替のリスクが伴う


消費者のわれわれにとってみれば、寡占市場によって価格下落の恩恵が受けられないばかりか、ドロップアウト企業の増加によって、選択肢が減少するというデメリットもある。


キリンとサントリーの合併は、いささか強引な感がある。

景気回復?

金融危機からの企業の業績回復については、大手は軒並みその兆候を見せはじめてはいるが、これはリストラが功を奏したものであって、回復水準は低いレベルにとどまっている。

失業率の増大は社会需要を低下させ、景気の足を引っ張ることも十分考えられる。


現在のリストラはバブル期に抱え込んだものをもてあましている状態で依然として過剰人員、過剰設備であり、トヨタですら月300万台分の設備が過剰、ただしこれに伴い新規設備投資をやめると、日本のGDPは1.4パーセント減少する。


頼みの中国に始まる新興国の需要はローエンドが主流で、それだけではトヨタ等アッパーミドルからハイエンドを相手にする生産者は救われない。

やはり何よりもまず、アメリカの回復が欠かせないのである。