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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2009年8月28日金曜日

実録!!胃カメラ

前から言っていたとおり、胃カメラを飲んできました。
ちなみに今回診てもらう内科では、最近鼻から挿入するタイプの内視鏡を導入したので僕が最初の被験者ということになります。内視鏡のMRかなんかが、横に立っていることに一抹の不安を残しつつ、検査開始。



今回見る場所は3つ。

1;喉頭(ガンの恐れ)
2;食道(炎症→ガンの恐れ)
3;胃(炎症→ガンの恐れ)

目的はひとつ。
「テンション下がらずに帰ること」



単にカメラを飲み込むだけかと思ってたので、「じゃあ麻酔するから」と言われたときは怖気づいて逃げ出したくなりましたが、最近の麻酔(前からあったのでしょうが)はすごくて、塗るだけで麻酔になるんですね。鼻から麻酔を流し込まれ(マズイ…)、必死にむせ返りを我慢しているところにカメラ挿入。


旅立ち

「あれ?あれ?」という声が聴こえるのと同時に、鼻の中の壁がばいーんばいーん引っ張られる。麻酔が効いているため、大して痛くはないのだがなんせ気持ち悪い。


しばらく恐ろしさのあまり目を閉じてたので、僕がモニターを見たのはカメラがちょうど食道に達したところでした。

出口(胃に接する部分)に炎症が確認できます。
赤い斑点のようなものが何箇所かありました。


胃に進入

緊張かなんかで弁が閉まってるので、大きく息を吸い込んで開けないといけないんですが、弁が開いてからモニターに映るまで若干のタイムラグがあるため先生と僕の呼吸があわず、カメラが何回か弁を突き刺し、さらに硬直した僕の弁がカメラの進入を拒否、3分ほど時間をとられることに。

やっと進入した胃の壁にも少し炎症の跡が残っており、「胃の壁が溶ける」がどういうことかを実感。ただし、すでに治りかけているところなので問題ないとのこと。このあたりでだいぶ余裕が出て、モニターに映る映像に食い入るように見入る。


エマージェンシー

しかしここで胃の中をよく観察できるよう、先生はカメラの先から空気を発射。異常な膨満感が僕を襲う。それとともに吐き気が襲ってきて、気分が悪くなる。先生、かまわず先に進入。久しぶりの経験にかなり興奮している様子で説明の言葉に熱がこもる。僕は、完全に上の空。


大きなお世話

ここで引き返すかと思いきや、十二指腸に突入(頼んでないんですが…)。
さっきほど弁で躓くことはなかったが、うまく行き過ぎて十二指腸の壁にカメラが激突し、まさかの出血。完全に血の気が引ききる。



帰還

これで検査終了。
抜きながら、さっきの説明をもう一度繰り返す先生。
鼻からカメラが出てくる。

僕「うおおおお」



あとは中で撮った写真を見ながら、3回目の説明。
「特に異常ありません」は計20回。
撮った写真は、なぜかくれました。
きっとそうゆう機能も使ってみたかったのだろう。



帰りに胃液を抑える薬と、胃の壁を補修する薬、弁の運動を活発にする薬をもらって、保険がきいて計4800円
内視鏡だけやと3000円ぐらいの計算になると思います。
検査の時間は、だいたい20分ぐらいでしょうか…



なんか人体の神秘に迫った感じで、今思えば楽しかったですよ。
もう二度としたくないとは思いますけど。

あと、無事だっただけに余計健康について考えるようになりましたね。

2 件のコメント:

cani さんのコメント...

>内視鏡のMRかなんかが、横に立っていることに一抹の不安

そういう仕事をしてる人がまさに身近に・・・w
でね、写真は患者さんにあげること多いよ。なんでか知らんけど、そういう場面に出くわすこと多かったわ。
胃カメラしたら十二指腸まで見る、っていうのはルーチンなので十二指腸まで診られたんだと思います。
ただ、出血した、って聞いたことないわ。また詳しいはなし聞かせて下さいな。
そしてお大事に。

nauhia さんのコメント...

あれはかまさんやったのか?(笑)

十二指腸まで見るのが正解やったんですね。「お願いやから帰ってきてください」って言ってしまいそうやったわ。まあしばらくは禁酒、禁チョコ、禁炭酸、節煙で頑張りますわ~