女性に嫌いな男性の行動を尋ねると、よく「店員さんに偉そうにすること」と返ってきます。
これは女性に限らず、男性の僕も同意見です。
店員さんにあんなにも理不尽に偉そうに「できる」理由は1つしかない。
「お客様は神様です」というまことしやかに語り継がれる神話。
僕はこれに全く正当性を感じていない。
もちろん店員が神様とも言わないし「大人と大人」やろうと思うんですが、なんか間違ったこと言ってますか?
僕がお客さんを神様と思わない理由は、店員は客が各々の事情によってできないこと(仕事が忙しくて晩飯が作れないとか、寒いけど作れない服を売ってるとか、自分で髪を切れないとか、etc)に代わってやっているに過ぎないと思うからです。それができないから、わざわざお金を払うわけでしょうが。
「すいません、これ私にできないのでこのお金でやってもらえないですか」
要はこういうことでしょうが。
もちろん、店員側はそうしてお金を稼がないと生活できないわけですが、客は客でそうしないと今の生活を維持できなくなり、今まで通り効率よく仕事ができなくなったりするわけです。
しかし「お客様は神様です」という言葉が抱えている一番大きな問題は、何を隠そう「店員側が言っちゃってる」こと。なんでそうなるのか?
客に理解してもらえるポリシーや理念が他にないからじゃないでしょうか。
向かいの店となんら変わりのないものを売ろうと思うと、とにかく安くしたり金券ばら撒いたり何言われても怒らなかったり、それはもう大変な苦労を強いられるのです。
「このへりくだりっぷりを見てください プライドの安売りしてますよ」
松下の神様発言の真意はよくわからないのですが、
しかし彼はまた、従業員の働き方に人一倍注意を払った経営者としても有名であるのです。
一言で言うと、消費者は調子に乗りすぎだ。
ただそうなった原因は、売るほうにあった。
広告にも通ずるところがあるでしょう。
2009年11月30日月曜日
2009年11月23日月曜日
2009年11月20日金曜日
知恩院 ライトアップ
紅葉の季節ですねえ。
京都好きの僕としては、もちろん紅葉は外しません。
今回はあまり時間もなかったので、知恩院へ。
上の写真は枯山水庭園。
「法然上人800年大遠忌」と題して、シンガーソングライターなどが紅葉や枯山水を背景に歌うという催しの最中でした。
拝観料は800円かかるが、どうやらそれでも維持費はかっつかつだそうだ。
「お布施」と書けばいいのに、拝観料としてしまう違和感。
まあそれはおいといて、今日はちょうどいいとき、というか緑と赤、中間の黄色が同居している時期の紅葉加減でした。12月の頭までだそうですので、ぜひ行って見てください。早いうちに。
上は高村光雲作の観音像。
残念ながら急いでいたためカメラを持っていくのを忘れたため、携帯での撮影となりましたが、ご覧のとおり僕の感動の1/10も伝えられていません。
この記事をご覧の皆様には、どっから土でどっから水か、目を凝らして見ていただけると光栄です。
近々カメラもってリベンジしたいと思います…
2009年11月13日金曜日
のりピーの憂鬱
別に酒井被告を弁護するわけでもなんでもないのですが、1つ引っかかったことがあります。
彼女を取り巻く環境はきわめて複雑。
両親が離婚していること、養母に育てられたこと、決して順調ではない夫婦生活。一説によると、高相被告との間に生まれた子供を、彼の不倫相手に預けていた、というのもあります。
これは明らかに異常だと思います。
そして、彼女が積極的に離婚を望んでいなかったのは裁判の様子を聞けばわかる。
夫高相と自身をつなぐツールとして始めたのではなかったのか?
大学で、周りの友達がみんな喫煙者だから始めた人のように。
彼にすがることでしか、自分も子供も守れないと錯覚してしまったように。
まあもしそうだったとしてもいい大人だし量刑が軽くなるかは微妙なところですが、薬物に手を染める人間の心の闇に踏み込まないのは、これから間違いなく増えるであろう薬物裁判に向き合うに当たり、少し表面的な、安直な感じがしました。
ひょっとして逮捕直後の会見や裁判中の彼女の小細工(タトゥーを隠す、等)が、裁判官や検察の心証を損ねたのかもしれません。
ではなぜ彼女はそのあたりを主張しなかったのか?
おそらく裁判で争って長引かせることは、「女優酒井法子としてのその後」に傷がつくと思ったのでしょう。
僕は彼女が芸能界復帰をあきらめているとは思いませんし、本当にふざけた話ですが執行猶予がついた時点で彼女を取り込もうとした大手事務所もあるようです。
裏でしたたかな計算をしているのと同時に、裁判中にマジで取り乱すなど、彼女の中で女優と女性が闘っている感じですね。
女優は大変なんでしょうが、薬物・ダメ・絶対。
彼女を取り巻く環境はきわめて複雑。
両親が離婚していること、養母に育てられたこと、決して順調ではない夫婦生活。一説によると、高相被告との間に生まれた子供を、彼の不倫相手に預けていた、というのもあります。
これは明らかに異常だと思います。
そして、彼女が積極的に離婚を望んでいなかったのは裁判の様子を聞けばわかる。
夫高相と自身をつなぐツールとして始めたのではなかったのか?
大学で、周りの友達がみんな喫煙者だから始めた人のように。
彼にすがることでしか、自分も子供も守れないと錯覚してしまったように。
まあもしそうだったとしてもいい大人だし量刑が軽くなるかは微妙なところですが、薬物に手を染める人間の心の闇に踏み込まないのは、これから間違いなく増えるであろう薬物裁判に向き合うに当たり、少し表面的な、安直な感じがしました。
ひょっとして逮捕直後の会見や裁判中の彼女の小細工(タトゥーを隠す、等)が、裁判官や検察の心証を損ねたのかもしれません。
ではなぜ彼女はそのあたりを主張しなかったのか?
おそらく裁判で争って長引かせることは、「女優酒井法子としてのその後」に傷がつくと思ったのでしょう。
僕は彼女が芸能界復帰をあきらめているとは思いませんし、本当にふざけた話ですが執行猶予がついた時点で彼女を取り込もうとした大手事務所もあるようです。
裏でしたたかな計算をしているのと同時に、裁判中にマジで取り乱すなど、彼女の中で女優と女性が闘っている感じですね。
女優は大変なんでしょうが、薬物・ダメ・絶対。
2009年11月9日月曜日
朝来芸術の森美術館~横のダム~竹田城
芸術の森美術館(淀井敏夫記念館)http://www.city.asago.hyogo.jp/asagomuseum/
現代彫刻の匠で文化勲章受章者、朝来市名誉町民淀井敏夫の記念館。
記念館自体は生前の1999年に建てられていたようだが、彼自身は2005年に亡くなっている。
一階には彼の作品展、外の公園にも彼の彫刻が展示されている。
普通の彫刻は削るのに対し、心棒に石膏を直付けするというユニークな彫刻技法を使っているそうだ。
外の公園。
入口に最後の晩餐の彫刻。
で、美術館の後ろにダムを発見。
車で上がれるので、上がってみるとダムの上は長い(人の歩く)道。
走るしかないでしょう。
ここから竹田城に移動。
朝急に気温が下がったりすると幻想的な写真が撮れるそうです。
これは転載ですが…
まあ僕らが行った時はすでに3時を回ってたし、雨も降っていたりで大変な山登りになりました。
下山後、本日のメインの温泉へ。
奥香の湯で恒例のやつを。
おつかれっした~
現代彫刻の匠で文化勲章受章者、朝来市名誉町民淀井敏夫の記念館。
記念館自体は生前の1999年に建てられていたようだが、彼自身は2005年に亡くなっている。
一階には彼の作品展、外の公園にも彼の彫刻が展示されている。
普通の彫刻は削るのに対し、心棒に石膏を直付けするというユニークな彫刻技法を使っているそうだ。
外の公園。
入口に最後の晩餐の彫刻。
で、美術館の後ろにダムを発見。
車で上がれるので、上がってみるとダムの上は長い(人の歩く)道。
走るしかないでしょう。
ここから竹田城に移動。
朝急に気温が下がったりすると幻想的な写真が撮れるそうです。
これは転載ですが…
まあ僕らが行った時はすでに3時を回ってたし、雨も降っていたりで大変な山登りになりました。
下山後、本日のメインの温泉へ。
奥香の湯で恒例のやつを。
おつかれっした~
生野銀山
兵庫県朝来町の生野銀山に行ってきた。
生野銀山の歴史は古く、開抗は平安時代と言われていますが詳細は不明。
最盛期(江戸時代)には月間562kgもの銀を産出していた。
資源の減少、コスト増等に伴い、1973年に閉山。(wikipedia参照)
坑道の入口に、「不動の滝」がある。
坑道。中は薄暗く湿度が高い。
照明のせいで、さながらバイオハザードの世界です。
イケメンが働いている。
ところどころ鉱脈が見えてましたが、こっから500kgも銀が採れるはずがなく、それはまあ大変な作業だったろうことが窺えます。
こういう縦穴を掘って進んでいたそう。
動力炉。
「銀行」というように、世界は昔、銀本位制でした。
ということは銀山が果たしていた役割は大きく、最盛期は過ぎていたというものの相当な賑わいだったことが想像できます。しかし今はもう見る影もありません。兵庫県の真ん中の山奥でひっそりとその姿を湛えるのみです。
バブリーな抗夫。
もう今は立派に観光名所として生まれ変わっていますよ。
生野銀山の歴史は古く、開抗は平安時代と言われていますが詳細は不明。
最盛期(江戸時代)には月間562kgもの銀を産出していた。
資源の減少、コスト増等に伴い、1973年に閉山。(wikipedia参照)
坑道の入口に、「不動の滝」がある。
坑道。中は薄暗く湿度が高い。
照明のせいで、さながらバイオハザードの世界です。
イケメンが働いている。
ところどころ鉱脈が見えてましたが、こっから500kgも銀が採れるはずがなく、それはまあ大変な作業だったろうことが窺えます。
こういう縦穴を掘って進んでいたそう。
動力炉。
「銀行」というように、世界は昔、銀本位制でした。
ということは銀山が果たしていた役割は大きく、最盛期は過ぎていたというものの相当な賑わいだったことが想像できます。しかし今はもう見る影もありません。兵庫県の真ん中の山奥でひっそりとその姿を湛えるのみです。
バブリーな抗夫。
もう今は立派に観光名所として生まれ変わっていますよ。
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