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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2009年11月13日金曜日

のりピーの憂鬱

別に酒井被告を弁護するわけでもなんでもないのですが、1つ引っかかったことがあります。

彼女を取り巻く環境はきわめて複雑。
両親が離婚していること、養母に育てられたこと、決して順調ではない夫婦生活。一説によると、高相被告との間に生まれた子供を、彼の不倫相手に預けていた、というのもあります。

これは明らかに異常だと思います。
そして、彼女が積極的に離婚を望んでいなかったのは裁判の様子を聞けばわかる。

夫高相と自身をつなぐツールとして始めたのではなかったのか?
大学で、周りの友達がみんな喫煙者だから始めた人のように。
彼にすがることでしか、自分も子供も守れないと錯覚してしまったように。

まあもしそうだったとしてもいい大人だし量刑が軽くなるかは微妙なところですが、薬物に手を染める人間の心の闇に踏み込まないのは、これから間違いなく増えるであろう薬物裁判に向き合うに当たり、少し表面的な、安直な感じがしました。
ひょっとして逮捕直後の会見や裁判中の彼女の小細工(タトゥーを隠す、等)が、裁判官や検察の心証を損ねたのかもしれません。



ではなぜ彼女はそのあたりを主張しなかったのか?
おそらく裁判で争って長引かせることは、「女優酒井法子としてのその後」に傷がつくと思ったのでしょう。
僕は彼女が芸能界復帰をあきらめているとは思いませんし、本当にふざけた話ですが執行猶予がついた時点で彼女を取り込もうとした大手事務所もあるようです。


裏でしたたかな計算をしているのと同時に、裁判中にマジで取り乱すなど、彼女の中で女優と女性が闘っている感じですね。
女優は大変なんでしょうが、薬物・ダメ・絶対。

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