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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2009年6月21日日曜日

トンフルがなんですか

巷では新型のインフルエンザが流行ってるから外出は云々、人ごみは云々言われているときに、やや大げさなマスコミを尻目に海遊館に行ってました。


そうでもしないとほかに休みがねえっつの。





海遊館にて魚の招致をしている人は世界的な人脈をもっているため、海遊館では日本でだいぶ早いこと世界の珍しい魚が集まってくるといううわさなのですが、それでこの値段は嬉しいですね。



いそいそと久々の休日を満喫しに行った僕ですが、残念ながら肝心の動物たちはインフルエンザの流行で来客を想定していなかったようで、かなり気が抜けてました。


以下、動物たちの休日をお楽しみください。








寝ているゴマアザラシ




寝ているイグアナ






ペンギンには愛想がなく






クラゲ







クリオネですがなにか?



でも一頭だけサービス精神を見せてくれた動物がいました。




なんと、ナマケモノでした。




こんなアクティブなナマケモノをはじめて見ました…(約3分間)
おわり

2009年6月3日水曜日

排出権取引市場

企業間での排出権取引が行われない市場モデルを考える。

排出量 Z=e(財1単位を生産するごとに発生する排出量)×x(生産量)

損失 DM=α(係数)×Z

排出権価格 Pz

排出権の総供給量 Z^


の仮定の下で利潤πを最大化する。


π=P×x-C(x)(費用関数)-Pz×Z

=P×x-C(x)-Pz×e×x


利潤最大化

dπ/dx=P-dC(x)/dx-Pz×e=0


P=PMC(限界費用)+Pz×e



仮定1:企業1群と2群の技術力が全く同じ場合


Pz=0→財の価格はP0→Z0>Z^→Pz↑
Pz=Pz'→財の価格はP1→Z1<Z^→Pz↓
          ↓
Pz=Pz*→P*→Z*=Z^→排出権市場が需給バランスを保つ。



仮定2:2つの企業群の技術力が異なる場合


企業1…単位当たり排出量e1→P=PMC1+Pz×e1
企業2…単位当たり排出量e2→P=PMC2+Pz×e2


上図で排出権量を上下に動かして
Pz*=αとなるようにZ^を設定

P=PMC1+α×e1=PMC2+α×e2(*)
となり、最適に配分される。


つまり排出権は、(*)を満たす数値に配分される。

武士道再考

民主党の代表選で鳩山由紀夫氏が選ばれて、しばらく経ちます。党内とか、党首討論でしきりに持ち出される「友愛社会」というものについて、首相ではないですが抽象的過ぎてどうもよくわからない。具体的な政策は「今から出します」とおっしゃっていますが、専門家の意見なんぞを聞いているとどうも「地方分権」という意味も持っているらしい。


問題が起きたときにすぐ政府の施策に頼るのではなく、地域の住民がフォローする。そうすると、政府の役割は必然的に少なくなり、政府自体は小さくなる。無駄が減る。国債が減る。今まで経済学を用いて徹底的に計算しつくした数字に対して、祖父一郎氏曰く「友情と智(教育と同義か)」によって打開策を見つける。一種の金欲的資本主義に対する壮大な挑戦と言えるかもしれません。


そして地域社会における友愛精神というのは、武士道に通ずるところがある
戦後、日本人の武士道精神が復活するのを恐れたアメリカによって徹底的にそれは抑圧され、かつて武士道が大事にした「美の価値を認める心」を忘れ、欧米型経済合理主義に走った、というのは色々な書き物のなかで目にしたこと、そして感覚的な部分と強く一致するところです。


会社の経営レベルでも武士道精神が再考されつつあります。簡単に言えば従業員を大事にするということにもなります。合理化ではなく意識的な部分の改善で効率を上げる。勝手に上がっているはず。というのはいささか企業にとって今更都合のいい話にも聞こえてはきますが。


人間の欲望というのは「足りないものを補いたい」→「人よりいいものを持ちたい」→「自分らしく生きたい」と変わってくるそうでありますから、かれこれ一世紀にわたって流行った資本主義は、そろそろ時代遅れになっているのかもしれません。「ブランドものに何の意味があるん?」と感じる人が多くなっていることや、この間の高級車の話、大学神話の崩壊など、少なくない人が漠然と何か違うと感じているのではないかと僕は想像します。そして歴史的な周期を考えると、革命が起きてもいいころです。



ただ少なくともこの「友愛革命」という発想は、一郎氏も述べているとおり「智」なくしては達成されないでしょうし、今まさに直面している経済危機、つまり資本主義の象徴でもある数の暴力に対して、革命精神の認知度を加味して考えるとどうしても現実味に欠けたり、ひいては現実逃避ともとられてしまうかもしれません。鳩山氏が寄稿した論考を読みましたが、何も知らないと宗教的な印象さえ受けます。

これからの立案に是非期待したいと思います。



いずれにせよ、あの党首討論を聞いて自民党に傾いた、っていう人はいるのでしょうか…