排出量 Z=e(財1単位を生産するごとに発生する排出量)×x(生産量)
損失 DM=α(係数)×Z
排出権価格 Pz
排出権の総供給量 Z^
の仮定の下で利潤πを最大化する。
π=P×x-C(x)(費用関数)-Pz×Z
=P×x-C(x)-Pz×e×x
利潤最大化
dπ/dx=P-dC(x)/dx-Pz×e=0
P=PMC(限界費用)+Pz×e
仮定1:企業1群と2群の技術力が全く同じ場合
Pz=0→財の価格はP0→Z0>Z^→Pz↑
Pz=Pz'→財の価格はP1→Z1<Z^→Pz↓
↓
Pz=Pz*→P*→Z*=Z^→排出権市場が需給バランスを保つ。
仮定2:2つの企業群の技術力が異なる場合
企業1…単位当たり排出量e1→P=PMC1+Pz×e1
企業2…単位当たり排出量e2→P=PMC2+Pz×e2
上図で排出権量を上下に動かして
Pz*=αとなるようにZ^を設定
P=PMC1+α×e1=PMC2+α×e2(*)
となり、最適に配分される。
つまり排出権は、(*)を満たす数値に配分される。
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