I’M HERE

自分の写真
トータルライフコンサルタント 相続診断士

2009年7月17日金曜日

サマー・ディザースター

この時期の学生にはテストという恐ろしい催しがあります。

テスト勉強のためにはテキストが必要で、ある程度権威のある本を読もうと思うと値段が跳ね上がります。

たとえば、僕が必要な本には3500円かかります。


しかしこれをアマゾンで買おうと思うと、48円になります


これはネットを通じて直接販売するため問屋などの仲介コストがかからないとか、場所をとらないので品揃えが豊富にあり、相対的に値段が下がる、など色々理由がありますが、「アマゾンで売ってる」という情報があるだけで3000円も得したりするんですよね。


もう少し高度な情報で言うと、古本屋などで行われる「背取り」というものがあります。
参照http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8C%E5%8F%96%E3%82%8A(wikipedia)

優秀なバイヤーは、必要かつ正確な情報を持っています。それは、ひいてはお金につながるわけです。


買う側からしてみれば、表示されている金額に対して常に「自分が買ってもいいと思う金額=自分にとってのその商品の価値」と対比して、

表示金額<自分にとっての価値

になった場合に「購入」となりますが、情報がないと間違った選択をすることになりかねない。


経済学には「一物一価の大原則(経済学における概念で、自由な市場経済において同一の市場の同一時点における同一の商品は同一の価格であるが成り立つという法則。)」がありますが、ネットの普及で大きくその存在可能性が疑われています。

逆に言うと、そのギャップを埋めることは利益を生むことになりえます。「背取り」はまさにその例です。


まあ僕の場合、普段このテキストの価値は48円もしないのですが、単位を落とした時のリスクを値段にするとほぼ無限大なので、3500円でも買う、ということになります。

1 件のコメント:

kaji さんのコメント...

不動産でも、最近は難有り物件でも一部では需要があるからって、ちょっと改装したりして(むしろそれを売りにして)売り出したりしてるよな。ってそういうことやない?