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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2010年12月18日土曜日

責任の所在について

人気プロレスラーの武藤敬司氏を含む数人が、興行の最中場外乱闘を起こし二階から落下、下にいた女性客が脚を折り後遺症が残ったとかで、プロレス会社を訴えているらしい。

確かに可愛そうな事故ではあるが、手術を含む通院費は会社が大部分をもったというし、それ以上する必要ある?と思う。

イギリスで昔濡れた猫を乾かそうとして電子レンジに入れたら猫が破裂したとかで、「猫を温めないでください」なる注意書きがなされたというが、プロレス会場に「何が降ってくるかわからないので、注意してください」とか書いとかないといけないのだろうか。

野球場に行けばファウルボウルに対する注意喚起のアナウンスが流れるが、あれも正直いって違和感がある。まあお子さんも多いし、生死に関わるから仕方ないとしても、なおさら言われなくても自分で…ってなるでしょうに。

友人に、ライブ会場で行われる「ダイブ」(ほとんどの会場で禁止)の余波を喰らって肩を脱臼した人がいるが、そんなもんだと諦めていた。

年間に、山で滑落なり遭難で命を落とす人はわりといるが、全ての山の登山口に、「滑落や遭難にご注意ください」と書く必要があるだろうか。

銃社会のアメリカでは、一年のうち銃の暴発で命を落とす子供より、家に備え付けてあるプールで起こる事故で命を落とす子供の数のが多いのだが、全てのプールのへりに、ペイアテンションと書く必要があるだろうか。

日頃の疲れをとろうと居酒屋にいったサラリーマンが、隣の席で延々愚痴をこぼすサラリーマンを見て飯がまずくなったりすることがあるが、「席によっては期待に添えません」と書く必要があるか。


必要のない社会であってほしい。

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