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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2009年2月6日金曜日

市場淘汰~芸能界編~

芸能界という世界に関して、僕はあまり詳しくありません。
ことに「誰が今売れっ子で…」なんぞという話題には、毎回ついていくのにも必死です。

でもテレビをつけると初めて見た人が大しておもしろくもないことを話してたり、名前も知らない人のブログを炎上させた人が捕まったという記事が載ってたり、毎日を生きてると何かと頭の片隅に残ることも多いわけで、よくわからない人たちが頭の中を散らかしていくうちにある疑問が浮かんでいました。

それは「芸能人って、数多すぎねー?」

というもの。


それが今回の不況による番組のコスト削減に伴う出演者のギャラカット、またはギャラは無駄に高いのに視聴率の取れない芸能人のリストラという形でちょっと説明されてきました。


芸能界という社会で働く芸能人には、さまざまな役割があると思います。「~キャラ」と言うものかもしれません。しかしある役割を担う人が多すぎると、その仕事に対して支払われる給料というのは安くなります。僕らの世界でいう、誰でもできるバイトの時給が安いということと同じです。

テレビ番組による視聴率の過剰信仰で、プロダクション側としても要求するギャラの水準が徐々に上がってきたと考えられます。また別に何かしらの資格なり能力が求められるわけでもないので、「一億総アイドル」という状態(親とかが履歴書勝手に送る、とか)が進行しやすい環境でもあると思います。

今回ギャラをカットされた人というのは、これまで自分の果たしてきた役割に対してもらっていた金が多すぎたということになります。いったい何人の芸能人がいてどういう役割を果たしているのかは知りませんが、芸能界という市場で取引される芸能人という労働資本に対する評価が、不況によって厳しい目にさらされ、ある意味妥当な値段をつけられる時期にきているようですね。


これからおそらくは自称芸能人による売名行為が活発化すると思われます。
しなくていい争いを起こしたり、薬の呑みすぎで病院運ばれたり、売れっ子と恋人という名の友達になってみたり、とにかく芸能人も大変そうですね。


労働資本の価値を関数で表してみると、こうなると思います。

Y=α(L,S,T)
Y:価値 L:容姿 S:スタイル T:しゃべり

例:MEGU〇I

LのなさをSでカバーしグラビアデビュー。
その後Sを封印しTメインに売り込もうとするが、幅広さに欠け、Y↓。
結果、出演回数激減。           (証明終)

誤解のなきよう申し上げますが、ここでいう価値とはあくまで芸能人としてのものであり、決してその人の人格について決定的な評価となりうる要素ではございません。

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