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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2010年9月6日月曜日

意識のクラウド

仕事の合間に喫茶店に入った時のこと。

二階の喫煙席にあるはずの灰皿が無くなっていた。おそらくピーク時間を越えて、灰皿は出払ったもののまだ洗えていないと想像できた。一階の従業員のところへ行く必要があってどうしようか迷っていた時、40前後の女性が一階から上がってきて、「どうぞ」と灰皿を渡してくれた。

単純に灰皿を渡してくれたことがありがたかったというわけではなく、ほかの人のために何個か持って上がってきてくれたことと、二階から降りようとしている僕が灰皿を取りに行こうとしてるという予想の正確さに感動した。


経済が悪化して、どの会社も自分の利益を確保するために奔走しているようだが、僕は「共感」の大切さを見過ごすわけにいかないと思っている。同じ感覚を職場で感じることができれば、仕事の効率も上がることはもちろん管理職の知るところだろうが、昨日まで仲良かった仲間がリストラにあったり、思いやりを保つために必要な収入まで目減りして大変ですが、「感覚のクラウド」が叫ばれることを望みます。

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