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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2010年9月27日月曜日

せめて大人たれ

尖閣諸島についてごねてる後進国の蛮族のことはとりあえず国連なり国際司法裁判所に任せるとして、彼の国の人をそもそも受け入れられない人は多い。

戦争世代や、その世代の教育をある程度引き継いだ我々にとっても彼らは、靖国だ従軍慰安婦だと時にピンとこないことや時には事実かどうかもわからないことで大騒ぎし、戦争が終わってもう65年も経とうというのに借金まみれの我が日本からことあるごとにむしりとろうとするイメージ、そしてあのどうしても図々しくふてぶてしく見える態度、その他諸々の理由でだいっ嫌い思うが、半分は日本が訳のわからん戦争ふっかけて迷惑かけた、その後ろめたさが原因である。

ほとんどの世界地図で中心に広大な国土を構え、人口は地球人の20パーセントを占める国にとって、豆みたいな国に喧嘩売られて(うち一度は敗北、2億テールの賠償金)、というのはおそらく耐え難い屈辱であり、フランスと揉めたドイツやイタリアがとっくに和解して同じユーロ圏で生活を営んでいるのとは訳が違うのだろうね。

おそらく彼らの脳内は中世以前の中華思想で止まっており、彼の船長はコロンブス感覚で新諸島発見の喜びに小躍りして(ピースして)英雄気取りで帰国したのである。植民地時代のトラウマを抱えた南シナ海の国々の心中を察するに、捉えたコロンブス(史実では只の虐殺者)を返した弱小日本の姿勢のせいで、もはや世界の警察を自負するアメリカにすがるしかなくなった。

アメリカが南洋に介入するとどうなるか。キューバ危機を考えるとわかりやすいんかな。今の日本はアメリカにとって、借金も返さねーし約束も守らない、キューバ以上に価値のない属州でしかないから、あの時ほど真剣に取り組んでくれるかは疑問だ。日本の領土と認めたのは、己の良識を疑われたくないからだと推測する。

まあとにかく、未だに植民地時代の幻想を引きずった上に覇権国アメリカに嫉妬し、武力に任せて周辺国を脅かすあの姿勢は、とてもじゃないけど文明のある国の所作とは思えない。あの国家首席は、あの不細工な顔と短い足でナポレオンにでもなったつもりなのか。もう2010年なんですが…何のために国連ができたのか、一回憲章読めばいいと思うよ。
ナポレオン以降の歴史教科書が太平洋戦争以外抜け落ちてるなら責めはしませんが。


さてこれとは別に、彼らの見た目にイライラするタイプの人もいるようですが、センスのかけらもない服に偽物のブランド品を身につけて海外旅行先でイライラするトーンでぺちゃくちゃくっちゃべる姿は、我々も同じです。少なくとも20年前の姿ですが。日本にも他の国の人からどう思われてるか、思いの至らない人が多すぎる。

我々が今持つべきは、知識も分別もない子供が初めて火を扱うのを見守るような、寛大な親心です。駄々こねて金要求されたりサイトダウンさせられたら、とりあえずヨダレを拭いてあげましょう。

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