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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2010年2月17日水曜日

VS. SPEACH ACTER

異文化間のミスコミュニケーションについて、論文を書いた。
しかも全編英語で。
どうも天邪鬼な僕は、世代間のミスコミュニケーションについて書いてみた。
まあ、それが受け入れられるかどうかはわからない。

論文を書くにあたっていろいろ調べ物をしているときに、おもしろい記事が出てきた。

「ニクソンと佐藤栄作との摩擦」。
はしょって書くと、経済摩擦下の会談で関税を下げるための明確な政策を講じるように要請したニクソンに対して、佐藤首相は「Yes,I will take care of that」と回答し、ニクソンが真に受けたのに結局何も具体的な策が出てこないので、日米間の関係がすこぶる悪くなった、というもの。

アメリカ人は基本的に「Speach Act」というスタンスを取っているため、「Yes」は「Yes」、「No」は「No」を表し、日本人の言う行間とか「それは…な、わかるやろ…」というのは通用しません。
こういうニュアンスを重んじる日本人にはアメリカ人の明確な主張が少しきつすぎると感じるのはそのためでしょう。


同じ国に住んでいる人同士でもこの事態は想定できます。
ストイックに生活する人とか、すごい金持ちの息子とか、ちやほや可愛がられて育ってきた女の子とは話が合わないと感じることがあるのは、2者が「異文化」だからです。
一元論では説明できない。養老先生の言うように、多元論を用いてバカの壁をとっぱらう努力をしなければなりません。
しかし、その相手が一元論主義者ならどうするか。
これが今僕が直面している課題です。

1 件のコメント:

かるーしゃ さんのコメント...

何か何となく俺単元論者な気がしてきた。
ファッキンファッキン。みーんなファッキン。
どうでもいいけどacterじゃなくてactorじゃないっけ。