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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2011年3月30日水曜日

転向~序

今回の地震について思うことをしゃべる前に、改めてお見舞い申し上げます。
確かに被害も大きく、また津波に関する映像など、深く心に刻まれることも多かったです。

連日連夜、地震と津波のニュース、そして原発の事故、それによる新たな悲劇、人々の行動自粛…
様々な出来事について、様々な立場の人が色んなことを言ってました。
実際3/11から今まで、Twitterなどを通じて人の立場とそれに伴う見解を追ってはきましたけれども、やっぱりどれもピンとこない。それは被災地からの声ではなく、全く無関係とは言わないまでもどうも真剣味とか切羽詰まった感じがない、いってみれば他人事のような記事も多かったのです。

その、よく言えば冷静で客観的な意見は、今までたびたびある種の緊急性なり親身さに欠ける内容ではありましたけれども、やはり冷静極まる意見として、半ば変な説得力を持った必要悪のようにみられがちでした。



ただ今回、物事についてちょっとはまともに考えられるようになってから初めてとも言える大きな災害に直面するにあたり、先ほど言ったような必要悪の大部分を、自分が学んできた経済学やそれにまつわる個人主義的思想が占めているような気がして、そのジレンマをずっと感じておりました。

こんなときに経済学って必要なのかと。


地震発生から今に至るまで、取り上げられたトピックスはざっと分けただけでも20ほどあります。
そのうちのいくつかは、結構な意見の対立があり、次に同じようなことが起こってしまった際に余計ないい争いで貴重な時間を使わないようにしておくのも必要かと思い、いろいろ改めて考えてみようかと思います。

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