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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2011年3月2日水曜日

CHEATING vol.1

3月に突入して、受験生には忙しい季節になった。
合格した人も、そうでない人も。

京都大学をはじめとする難関大学で、ヤフー質問箱を使ったカンニングが発覚して、受け入れる大学側もいつもにまして忙しいシーズンになってるようだ。


今回の事件では、尖閣ビデオ流出のときみたいにIPアドレス特定すればカンニングした人間はすぐわかるみたいやし、なんなら容疑者?らしき高校生も挙がってはいるようだが、「何罪?」ってのが難しいらしく容疑者とは今のところ呼べない。
有力なのが「偽計業務妨害罪」で、こざかしい真似して大学の業務を妨げた、という見解が適用されるよう。
調べてみると、2ちゃんねるなんかの掲示板に殺人予告書き込んだり(威力業務妨害)、なにかしら工事に対する反対運動のため工事現場に座り込んだり、卒業式で君が代斉唱の際の不起立を呼び掛けたり、なんていうのと同じような罪にあたるようだ。
(Wikipediaより)


大学の方はおちょくられたから怒り心頭だが、同時にそれは色んな隙間があったことを意味する
今回のような「危険犯」は、事件の起こる可能性を調査して適用するわけだがサイバー犯罪の場合は可能性に事前に気づく能力が圧倒的に低いため、一回目は隙間を見つけられてやったもん勝ちになる可能性が高いんじゃないか。
尖閣んときもやけにバタバタしてたからなぁ。



まあ何より、試験直前に京大に受かりそうにないと判断した学生にとって、過去問解けるようになるより首尾のよいカンニングを成功させる術を考え出す方が、よっぽど簡単っていう事実。
こればっかりはどうしようもないから問題の質を変えんとなあ。

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