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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2011年4月8日金曜日

転向~4・自粛反対の効果

正直言うと、声高に「自粛に反対!みんなで金回して、経済回すことが、何よりのお見舞い!」という言葉に、一体どれぐらいの正当性があるのかがわかりません。僕が聞いてる限り、ちゃんとした説明がなされないし、よしんばうまいこと論理の筋道が立ったとして、思う通りにいかなかったことを思い出せば、いかにその努力が不毛かがわかろうものです。
どうせみんながみんな理解できるわけではないその話に、「買い占めはやめて!」っていう切実やけど簡単なお願いですら、自分さえよければいい人達は守れない。「みんなで金回そうぜ!」っていう話が、それ以上に理解されることがあるでしょうか。


結局自粛反対派の言ってることというのは、とても真っ当なことを言ってるようで単なる感情論なのではないかという気すらしてくるし、なんなら一時期のエコのような胡散臭い感じが漂ってくるわけです。その怪しい宗教じみた主張に正当さを与えるために、なんとなく理解できそうでできない経済学を持ち出してくるその下衆な感じにイライラしてるんだと思います。
残念ながら経済学は、 経済危機を解決するためにすら派閥の争いを生んだだけで(シュンペーターの株が上がったり)肝心なことに役に立ってませんが、極めて感情的な話に適当な説得力を与えるだけの学問になってる気がするのですね。


あと、残念ながらここで普段よりちょっと多目に消費したところで、お金が回って経済が活性化して被災者に回る、というのは夢物語だと思います。やるなら構造改革であって、政府の役目です。残念ながら今は各党の思惑しか回ってない状態なんでしょうが…



被災地の商品を買って(野菜、地酒)云々、というのは直接的で最もわかりやすい支援だと思います。
ものを通して心を貰う、というこの方法は、反自粛派と反対の道ではないと思います。心の表し方は人それぞれだと思いますから。

2 件のコメント:

shin さんのコメント...

てか「自粛を呼びかける」ってもう自粛ちゃうやんとか思う

touri_takuo さんのコメント...

巷では他粛なんて言い方もされてるみたいやな。