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2011年5月25日水曜日

何となく明るい

4/8
『日本では対戦相手を敵とは考えず、相手というふうに考える。だから負けても破滅ではない。』アルベルト・ザッケローニ

(クーリエジャポンより)

どうやら震災直後の日本人の姿勢に感動して、クーリエから抜き出したものらしい。

昔ドイツでサッカーレフェリーの実習をしにいった経験のある湯浅健二氏は著書の中で、海外選手は日本じゃ考えられないぐらい自己主張をし(これはよく言われる)、チームのためにといって他のチームメイトに本気でキレる、と言った。

中田英寿が海外で得た経験を持ち込み、その習慣を代表に適用しようとして孤立した、という噂が流れたことがある。日本の場合は、チームメイトにキレてまで得られるものが少なかった。せいぜい代表で強くなる、というものだったろうが、ランキング上位のチームにはかなり差をつけられた状況、プラス海外に移籍して己を磨いたり多くの給料を得たり有名になったり、といったことがまだ少なかった。はっきりと見える目標がなかった。


今回アジアカップに優勝して以来、海外のクラブが日本人選手に食指を伸ばし、多くの選手が移籍した。ザッケローニが称えたこの姿勢が、変に海外にかぶれた選手によって薄まることがないように祈りたい。日本の強さは団結力、とやっと世界に認められたから。

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