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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2008年9月7日日曜日

大麻もOK

大麻を使った疑惑のロシア人力士が、専門機関によって「クロ」という判断を下されたそうです。

力士に対する処分の不可解さとか、理事長が地位に固執しすぎてる姿がクローズアップされてるようですが、それは一貫して相撲界の特異性に基づくものだとされています。

「国技」の立場を保ち続けた結果かもしれませんが、もう誰が見たって相撲が国技やからという理屈は不自然であるのは明快です。横綱を含む幕内力士のうち1/3が外国人力士である今の状態で、日本の国技ならではの方針云々というのは都合がよすぎる気もしますが。

論理を飛躍させると、「処分しないのなら外国人力士を認めるな」ということになりますか。


都合がいいというのは、外国人力士が増えた背景には、強い力士を育てた親方への報奨金制度があるといわれているからです。日本人に比べて体格もよく、必然的に力で勝ると思われる外国人力士を引っ張ってきたがるのは当然の話かもしれません。

でも強いからいいというわけでもないのが日本の国技でもあります。
たとえば柔道は、「柔よく剛を制す」、つまり力で勝てない者がどうやって相手を倒すかを目的としてます(よって階級制度は矛盾をはらんでいるが、協議として成立させるには仕方ないか)。

いまさら相撲のルーツを語るほど馬鹿馬鹿しいものはないかもしれませんが、
要は神道でしょうよ。

かつて若貴時代に、曙という悪役外人横綱がいましたが、彼は今プロレス界で謎の覆面レスラーとして活躍しています。それもどうなんでしょう。

合理化社会では、多くの人に認識を共有してもらえず、不自然だと思われることは淘汰されます。
相撲に矛盾を感じている人が多い中、国技としての相撲は土俵際に追い込まれています。
人気回復のために朝青龍を持ち出すという矛盾。

それにしても、特にヨーロッパ圏の力士のとる相撲は汚い。
素人目にも、見るに耐えない。





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