http://mainichi.jp/life/money/news/20081030k0000m020113000c.html
日銀が利下げを検討しているという記事ですが、
Y=C+I+G+EX-IM(国民総生産=消費+投資+政府支出+輸出ー輸入)というマクロ経済学の基本公式にのっとって考えれば、利率↓→貯蓄↓→消費↑、投資↑→国民総生産↑ということになります。
でも残念ながら、普通に生活してる人は不況→消費↓という風に半ば狂信的に信じているのでなかなか思うような効果が出ません。どこを歩いてもディスカウントショップが盛況で、100円とあらば多少健康に悪くても目をつぶる。なにかしら有害物質なんて入ってるに決まってるやん。同じものが300円でも、その値段は企業努力の結晶なんやから。100円のもの買って、幼児が飲んでどうこうゆうてる親はどうかと思う。
それはさておき、平成不況を測るのに「消費の冷え込み」ってこないだまで散々ゆうてたにもかかわらずこうなんで、消費をいじるにはもう各国首脳が嘘でもいいからテレビとか街頭演説で「今めっちゃ景気いいですよ」って言うのがいいんですかね。どっかの首相は「円高はいい」ってゆうてくれたそうですが。
まあともかく、教育というものの重要さを実感します。みんなのベクトルが、同じほうを向かないという事実があります。同じマクロ経済のなかで使用する学説が違うどうこう以前の問題です。
拉致問題についても引っかかったことがあります。
アメリカ大統領選で優勢なオバマさんは親日派というよりはむしろ中国とかあっちの半島を重視していく方針を掲げる人で、拉致被害者がこの先今よりいい扱いを受けるとは思えません。それやのにオバマ候補と同名のどっかの過疎地は、自分とこの海岸から日本人がつれてかれてるにもかかわらず、すわ好機とばかりに町おこしのため候補にあやかる始末。思慮の足らない行動に疑問を覚えます。
何ヶ月か前に一回目の北朝鮮のテロ指定国家解除が通達されようとしたとき、すでに日本は愛想つかされてたのに。アメリカがめんどくさいながらもしぶしぶ日北間に提示した妥協案を日本が突っぱねてアメリカの機嫌を損ね、しびれ切らして解除されたら泣きつくという惨めな外交。彼らは日銀の総裁が不在ってことすら先進国のなかでニュースにならなかったことを知ってるんでしょうか。もう今、半分孤立してる状況ですよ。時代は中国です。
青春をかけて勉強してきた人ですらこうなんですから、もはや国民のベクトル云々は夢の話でしょう。
まあ難しい話はどうなってんのか僕自身もよくわからないしいいんですが、「WBCの監督がセリーグ優勝監督とかで原さんになったけど、あんだけ金かけたら当然や」ってしたり顔で話すうちの母親みたいな阪神ファンはホンマに鬱陶しいです。阪神もやってること一緒ですけど。プロってそうゆうもんなんやろうと思うので別にいいんですが、「無知」より「棚上げ」のほうがよっぽど恥ずかしいですね。
(注;一部想像)
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