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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2009年3月26日木曜日

錆びた夢の残骸 明日は吾身

居酒屋なんかに夜遅くいると、中年から老年に達しつつある男性と2、3人のフィリピーナか中国系の女性が連れ立って飲みにくることがあります。

おそらくどっか近くに「~パブ」なるものがあるのだろうと予想するのでありますが、どうも不自然な気がします。

年がいってきて、奥さんをはじめ家族に相手されなくなってきた悲しき中年が、何でもいうことを聞いて褒めちぎってくれる東南アジアンに相手してもらってるような感じです。いわば安いキャバクラ感覚なんでしょうな。3時間ほど、たわいもない話をして帰っていくのであります。


かつて男性の幸せを表現する言葉に、「アメリカに住み、中華料理を食べ、そして日本人の奥さんをもらう」というのがありました。言ったのは外国人なので、僕らの思う日本人像とは多少違うのかもしれませんが、日本人女性というのはおしとやかで奥ゆかしく、旦那を陰でよく支えるといったイメージです。

いったいいつの話やねんと突っ込みたくなるほど今の日本人女性は男性から独立していて、がゆえに男性をはじめ社会に対する要求は増え続け、利害の対立が起きるまでになっています。その女性の言動の一部に関しては僕はやりすぎだと思うのですが、この際その良し悪しはおいといて、女性の社会進出が進んだがために「日本人の奥さんをもらう」のフレーズは「フィリピンの~」にかわりつつあるということです。


男にも女にも、社会の変化によって受け入れられる価値は変わるかもしれませんが、それを認めてもなお、普遍の価値というものがあると思います。男にとって力が強いというのは大きな武器ですし、逆に女性にしかなしえない仕事もあるわけです。これまでひっくるめて平等とか言い出して、「女も男と同じだけ残業しろ」だとか「男も妊娠できるようにすればええねん」とかそんなことして僕としては何が楽しいのかと思ってしまいます。違いを認めることができないのに、何もかも同じことをしようとして、その結果「自分は人と違うこと」を認めてもらおうとしている。よくよく考えるとすごい滑稽です。僕は無神論者ですが、人知を超越した何かが創造した「常識」を覆す行動になります。そんなことして、重大なしっぺ返しがこないとも限りません。


文明の進歩は、人間のコンプレックスをフォローする果てのない旅でもあります。人間にとって都合の悪いことが起これば、技術の革新がそれをカバーし、説明する。そら花粉症の症状を発症しないスギも開発するでしょう。自動改札機の導入ですら反対した極端な人間の意見ですので、なにかと偏ってもいるのかもしれませんが、価値のイデオロギーについても技術の革新についても、行き過ぎないように注意してもらいたいものです。


♪だけど

素通り through

素通り through

素通り する through ちゃっちゃっちゃ~♪

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