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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2009年4月8日水曜日

LOST IN CROWD

朝晩電車に乗っていると、満員電車ということがよくあります。
これが好きだという人は聞いたことがないのですが、例に漏れず僕は大嫌いです。

満員電車にもなると、手すりやら吊り革など、持つ場所が不足しますので急ブレーキのたびに人が倒れてくるんですね。多少倒れ掛かっても、踏ん張っている人もいるわけですから倒れてしまうことが少ないのです。

満員電車には、2種類の人間が存在します。

1:持つ場所はなくともなんとか踏ん張ろうとする人
2:全ての慣性を受け入れている人

後者は、もはや頑張って踏ん張るのがめんどくさくなって、人にもたれかかる人です。

「そんな人おらんよ」という反論に対して、僕の集めた検証結果はこうです。


に止まるとき、電車はブレーキをかけますが、たまに下手糞な運転手が急ブレーキを踏むことがあるのです。その際、人の波が揺れますがもし倒れまいとして踏ん張っているとその波があんな早く倒れるわけがない、というのが理由です。踏ん張っている人間に対して慣性が働くと、一瞬止まってゆっくり倒れていきます。比べて満員電車には、それではない力が働いている。単に「踏ん張るスペースがない」では説明できない甘えのようなものがある。現に疲れて寝てるような人は、がらがらの電車では不可能なはずの「どこも持たずに寝る」ができてますからね。



余談になりますが、年いってくると図々しくなる人いますよね。俗に、「大阪のおばちゃん」はそうだといわれます。電車において例を挙げると、平気で電車を待つ列の最前列に割り込み、なりふり構わず空いてる席に突進する、というものですが、これは僕は精神的なものが理由だとは思えないのです。
おばちゃんの場合は、「してはいけないと自覚する道徳観」を、「体力」が下回っている。確かに恥は感じるかもしれないけれども、なんせ座りたい。図にするとこうです。




「環境によるストレス」というのはまあ大阪でいうところの人が多い、とかでしょうね。


満員電車が疲れるのは、上でいったような「人間の汚い部分」が垣間見えるということのほかに、「パーソナルスペースの侵害」ということが挙げられます。

パーソナルスペースとは、他人に入られるとストレスを感じるスペースで、相手によって多少変化しますが、一般に向こうからやってきた相手に対して挨拶をした時点での相手との距離だといわれていますが、これが部長ならちょっと遠くなるかもしれませんし、仲のいい友達なら近くなるかもしれません。



満員電車では、これが圧倒的に侵害され続けるためにストレスを感じっぱなしの通勤になってしまうわけですね。

自らが「他人」と認識している相手が自分の体に触れ続けている気持ち悪さ。これは自分の意識次第でなんとかなるもんなんでしょうか…
できれば早めに、何とかしたいものです。

3 件のコメント:

kaji さんのコメント...

パーソナルスペース、授業でやったわなんかなつかしい。

ちなみに日本人とドイツ人は他の国に比べてパーソナルスペースがでかいらしいよ。アラブの人は暑い国やのにやたらパーソナルスペースが狭いから暑苦しいらしいよ

cani さんのコメント...

どうでもいいですが、「列の順番を抜かして席に突進するおばちゃん」に対して、アルゼンチン代表ばりのトリッピング(足引っ掛ける)とかよくしますが、彼女らはなかなか本当にこけません。。
レスポンスも体力も実は結構あるやん、って思ってます。

nauhia さんのコメント...

>kaji
俺はパーソナルスペースが広く、朝は特に広いです。ドイツ人とは仲良くできそうですね。ドイツ語の単位とも仲良くなりたいものです。


>cani
もうそうゆうトリッピング?を読みきってるとしか思えんな…ちなみに俺は大会のときばりの体の入れ方で彼女たちを電車からスクリーンアウトさせます。もはや彼女たちは、注意される存在を失ってしまったのでしょう。