I’M HERE

自分の写真
トータルライフコンサルタント 相続診断士

2010年1月13日水曜日

旧体制の亡霊

鳩山首相に名づけられた「宇宙人宰相」というニックネームは、(語呂はともかく)見た目意外に「相互理解の困難」という点において非常に巧妙に付けられた仇名だと思う。


僕は何度言っても分かり合えない人のことを「異国の人」と呼ぶことにして、ストレスを最小限に抑えている。
つまり「違う言語を使っている」という意味なのであるが、「宇宙人」はその際たるものであろう。
おそらく家柄の違いや掲げる目標(温室効果ガス25パーセント削減)のテンションの違いなど、さまざまな要素を含んだものだと思われる。


何度も言っているとおり僕は選挙に寄っていないので現政権の批評はできないが、タバコ税が上がるらしいとか、不利な事情はちょくちょく耳に挟んだり、事業仕分けはどの論調をみても基準はともかく手法としては評価されているとかそれなりの知識しかないのだか、小沢一郎氏のやりかたについてどうも納得が、というかムカついて仕方ない。


どう見ても彼の傀儡でしかない鳩山氏を尻目にやりたい放題、という風に見えるのは僕だけじゃないはず。
中国要人との天皇の謁見の件、新財務相選任におけるわけの分からない小沢詣で…

彼は自分の言うとおりにならないとすぐに駄々をこねだすことで有名だそうですが、こんな誰でも感じそうな違和感にも気づかないほど子供だというのでしょうか…


実は昔彼に関する著書を読んだことがあり、その圧倒的なカリスマ性に惹かれもしました。
ただ、こんなやり方は間違ってる。
先の事業仕分けがなぜ、おおむね評価されているのか。
自民党時代の相次ぐ(見えないところでの)不正な資金の流れやら汚職、天下りなんかに嫌気がさしてた有権者が、その可視化に興味を持ったからでしょう。
挙句の果てに不正資産の保有なんて、何も変わってない感丸出しじゃないですか…



平治の乱で敗れ、平清盛の恩赦にあって死罪を免れ島流しにあった源頼朝が、帰ってきて平家を滅ぼす。
当時自民党に在籍しリクルート事件で罪を免れ、民主党に流れ着いた小沢一郎は、駄々をこねて民主党を滅ぼす。
今日は頼朝が亡くなった日ですが、なんか気になるんですよねー

0 件のコメント: