僕がよく利用する駅の前で、「献血にご協力お願いします」の人がいます。
この季節になると増えるのかどうか知りませんが、けっこうあっちこっちで見かけます。
あれって非効率じゃないですか?
僕の経験上、データを挙げると
例1・A駅…
人件10人、10:00-20:00
例2・B駅…
人件8人、10:00-19:00
です。
1日に必要な献血数は、全国で820人分。血の保存はしてないとうたっているので、その日か次の日には使われていると考えます。
そうすると1日の人件費は、その日の輸血等でかかった医療費でまかなわれることになります。
時給800円として人件費を計算して(サンプル2つですが…)、
A:800×10(人)×10(h)=80000円
B:800×8(人)×9(h)=72000円
(実際に針を刺す人の時給は常識的にもうちょっと高いではあろうが血を抜く際には避けて通れない経費であるため省く)
車かなんか動員してる場合はガソリン代やら電気代やらもろもろかかるので(野菜ジュース代も)、全部ひっくるめて平均75000円とします。
820人分の血を抜こうと思えば、おそらく1箇所で1人抜ければまかなえる。つまり、1人分の血を抜くために75000円の経費を使っていることになります。
計算があっていれば、これは明らかに不経済です。
これがまかり通る背景には、医療関係者が金持ってるということのほかに、なかなか応じてくれる人がいないのではないかという憶測があります。
なぜ応じる人が少ないか。
献血というものの性質上、怖さがあったりで好んでする人は少ない。
それが献血者を募ろうと、目立つ場所ですればするほど、「他に誰かやるやろう」っていう心理を生むことになるんじゃないでしょうか。
名前忘れましたが、そんな心理学の言葉があったはずです。
そこで、新しい献血の形を編み出しました。
1:まず、決まった場所でしない。
2:1日2人先着制!!
3:その2人に、2万円支給!!
4:人件は1箇所2人
5:全国500箇所限定
おそらくこれでも安定した血の供給はあるはずです。
人件に関しても、たぶん通常業務のさなかにできるので、下手なバイトを雇わなくてもよい。
求人のコストもない。
献血がボランティアとかもっともらしく聞こえますが、回りまわってバイトの給料になってる事実を考えれば、こっちのほうがよっぽどまっすぐじゃないですか?
必要な血液型に関しては、各所で調整していただきましょう。
2 件のコメント:
>血の保存はしてないとうたっている
そうなんですか?普通にしていたと思いますが。
採った血液のうち実際に使われる成分のみを抽出したりもしています。そういった場合、ある程度の期間はもつと思われます。
冬になって血液が少なくなる理由を以前実習で聞いたことがありますが忘れてしまいました・・・また勉強しておきます。。
マジですか?こないだ駅で見たときは、「血の保存はしておりません」って思いっきり書いてたけどな…(やから毎日必要なんです)っていう意味やと理解してたんですけど…まあそれぐらいの嘘はつくか。
理由がわかったら是非教えてください!
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