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2011年2月19日土曜日

電子書籍と家

アメリカ第二位の本屋さん、Bordersが倒産した。
あんまりでかいニュースになってなかった気がするけど、流されると困る会社がいっぱいあるしね。
個人的に、ちょうどその前日に「本屋ってなくなっていくよなぁ」って話をしてたので、そのタイムリーさに驚いた。



倒産の原因はもちろん電子書籍の爆発的な普及で、ハードの方が先に広まってたアメリカで、さっそくその影響が現れたわけだ。
単純に考えて、日本の本屋が無事で済むわけがない。タワレコなんかと置かれている立場が変わらないことは誰が見てもわかるし、タワレコの記憶が薄れていないぶんレイト・アドプターの動くスピードは速いんじゃないかと思う。感覚的に。
必然、日本の本屋に残された時間はすくない。


最近秋葉原なんかで、『自炊の森』ってのが出てきてるらしい。
既存の紙の書籍をスキャンして電子書籍のデータに換えてくれる漫喫のようなところのようだ。
お値段はだいたい紙の重さ1キロ1000円とかそれぐらい。もちろん本買うのに比べたらだいぶ割安で、こんなんよく出版社が黙ってんなぁと思ったらやっぱ黙ってなかった…
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110214/trd11021410030001-n1.htm(MSNニュース)

音楽のダウンロードの時も思ったけど、またかって感じやな…
悔しいのは理解できるけど、電子化を望まれてるような(もうちょい安くて当然の)本は電子化していいし、何より早くて便利。まあ目は痛いし達成感は少ないけど。それが嫌ならその時はアマゾンで書籍探すよ。


個人的には雑誌をもっと細かい分野にわけて出しゃいいのに、と思うんやけどなぁ。
買う人は買う、といえばそこが一番望める。多少お金出してでも、好きなものは買うやろう。
もうひとつ、「置いときたいけどお金払ってまではいらんな~」ってものは電子化されて無形化していく、という確信に似た予想をすれば、家のなかに形として置いとくもんって好きなものに絞られてくるわけです。そうすると雑誌なんてのは最後まで(半ばアナログ時代の名残のように)あってもいいと思う。


そういった意味で、kajiのつぶやきにもあったけど、これからの家の作り方には興味があります。
最後かどうかはわからんけど、結構な砦やと思うな。そこは。

2 件のコメント:

shin さんのコメント...

わりと長いコメントを投稿したけどなんかちゃんと書き込まれてなかったからもういいや〜。

要するに
本屋は紙媒体に拘るな!でもコスト削減できる箇所はいくらでもあるから紙も残せ!

ってことでした

touri_takuo さんのコメント...

需要が減ると振り向いてほしさにおかしな方向に走る会社もあるからな。紙自体の値段はかわらんくても、CDにDVDみたいな目的がどんどん変わってきたり。
CDに関してはもうジャニーズとAKBしか売れてないし。


消えたコメントの通知来てたけどなあ。
村上龍の話よな?俺のコメントも反映されんかったし、なんか調子悪いみたいや。申し訳ない。