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2008年11月9日日曜日

泣く準備はできている

今日、東京競馬場にオグリキャップが来たらしいですね。
30代以上のファンにとってはたまらんかったでしょう。

オグリキャップは1980年代の終わり、まさに日本がバブルの全盛期にいる間に活躍した馬で、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97
ご覧のとおりかなりの名馬なわけですが、この成績以上に競馬人気を上昇させた数少ない一頭でもあります。


前述のとおり、日本は空前のバブル景気の真っ只中にあり、都心の人的需要に応える形で地方から若者が上京し、経済的欲望を満足させるべく奔走した時期でありました。

笠松という地方競馬出身のオグリキャップが中央競馬に乗り込んで活躍する姿が、彼らにオーバーラップしたと言われています。

しかしウィキペディアにもあるように、管理者の脱税問題や、馬の体調を完全に無視したローテーションで賞金を稼ぎに行く姿は、賛否両論を巻き起こしました。そして悲しいかな、その無茶なローテーションに応えるように好走を続けたことが、また彼の魅力のひとつにもなっていたようです。マイルチャンピオンシップ~ジャパンカップという究極の連闘がその顕著な一例です。

結局オグリキャップは晩年、惨敗を続け人気の下がった引退レースの有馬記念で、奇跡といわれた復活優勝を遂げ、「葦毛の怪物」という称号とともに種牡馬生活を送っていたわけです。(種牡馬としても引退済)


くしくも昨日、もう一頭の怪物が復活しました。カネヒキリという馬なんですが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%83%92%E3%82%AD%E3%83%AA
こちらは怪我で休養してて、なんと昨日のレースが2年と4ヶ月ぶり。それでも2番人気に支持される人気ぶり。G1を4勝し、ドバイでのレースでも期待を持たせての4着と、怪我がなければ…と思えて仕方ない怪物です。昨日は久々が祟ってか9着に敗れましたが、おそらく11月4週のジャパンカップダートに出走するでしょう。現在G1を6連勝中のヴァーミリアンと、ダートで初めてヴァーミリアンに土をつけられたサクセスブロッケンと、直線で叩き合って欲しいですね。復活優勝を期待してます。

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