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トータルライフコンサルタント 相続診断士

2010年4月12日月曜日

学歴と所得の相関関係(前半)

人的資本論(教育=人的資本投資)

大卒と高卒の賃金差は、大学教育によって知識や技能が増えたことによる生産能力の違いによって生まれる。
周囲に与える影響(コミュニケーション能力、統率力etc)にも違いが生まれる。
精神的便益の違い(思考力、分析力、応用力、判断力)。
外部性への影響、外部性からの影響大。

高い費用を払って大学進学をした人は、それとは別に放棄稼得(大学に進学せずに働いていたらその間稼げたであろう収入=機会費用)も払っている。一人暮らしならば家賃、電気光熱費も少なからず支払う。高卒者と比べてかかる費用が大きいので、将来的に生涯収益が高卒者に比べてどうなるかは不明瞭。しかし生産性の高い者については高い賃金がペイされ、労働市場の流動性がそれを解決する。

大学教育の私的収益率(1980年代)=6%
私大医学部=8.7%
国大医学部=17.1%

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