I’M HERE

自分の写真
トータルライフコンサルタント 相続診断士

2010年4月14日水曜日

第3章 戦略ゲーム

既存店に対して新規店が参入する場合、価格を維持するか値下げするかというゲーム=戦略型ゲーム
互いのとりうる戦略と得られる利得を表した表を利得表という。
プレーヤーの数が3人以上の場合は、利得関数を用いて表す。

どちらも同じ行動をとったほうが利得が高くなる(どっち側通行等)場合=協調型ゲーム

利害の対立するゲーム=ハト・タカゲーム(チキン・ゲーム)
ハト戦略・・・平和的
タカ戦略・・・好戦的
一方がハト、一方がタカだと交渉がまとまるが好戦的な戦略をとったほうが有利な状況である。
双方が好戦的ならば交渉は決裂する。

サッカーのPKのように、プレイヤーが確率的に行動を選択する戦略を混合戦略、確率1で1つの行動を確実にとる戦略を純戦略という。


企業の利潤
 piqi-Ciqi(pは価格、qは数量。iは品種)
競合企業が2の場合、p(ひいては利潤)は、相手の価格にもよる。
つまり、
 fi(q1,q2)=piqi-Ciqi
  →一般的に、これを最大化する行動をとる。
このような市場をクールノーの寡占市場と呼ぶ。
(特に企業が2社の場合、複占市場)


公共財の供給問題
寄付金Gで作られる公共施設に住民は私財を投入するか?
は公共財の限界便益に依拠する。
このような場合には、「ただ乗り」が発生する。(ゼロ和ゲームではない)

例題
http://www007.upp.so-net.ne.jp/hudousan/html/ddd.pdf

          (茂木喜久雄氏)

0 件のコメント: